うつむいて咲く花 【クリスマスローズ】
うっかりする気づきません。
わが家のような、手の入っていない自然放置の庭では、特にね。
この冬はまだ、お目にかかっていないなぁと、
去年の冬に咲いていた辺りをかき分けて見ると、
ひっそりと咲いていました。
奥ゆかしく主張しないんですよね。
他の植物の中に埋もれていました。
花弁が柔らかくて触れるのも申し訳ないくらいの美しさ。
下向きに咲いているので、しゃがみ込んで撮影してみました。
ふっくら、かわいらしい蕾みもありますね。
咲く前の蕾みも、本当に素敵です。
寒い日が続きますが、春の訪れを知らせてくれます。
こぼれ種で増えたのか、チラホラいろんな場所に点在しているので、
他のクリスマスローズも探してあげないとなと思います。
クリスマスローズは、名前の一部に「ローズ」とありますが、
バラの仲間ではありません。
色も品種もたくさんあるようです。
花の形状は一重、半八重、八重とありますし
色彩も、白、クリーム、黄色、ピンク(濃・薄)、紫、緑・・・
斑点模様や、絞り模様、霧を吹いたような模様、
かすり模様や縁取りのあるものなど様々です。
私は、白色の一重で咲くこのシンプルな花が一番好きです。
花言葉もいくつかあるようですが、
私が好きなのは「慰め」「私の不安をやわらげて」かな。
植物は厳しい自然の中で、必死に成長し、
美しい姿を私たちに見せてくれます。
私も日々、優しさと知恵を持って、頑張っていきたいです。
またね。ころりんでした。