ころころりんのうち

日々の暮らしの覚え書き・小さな楽しみを見つけよう。

私の冬におすすめな絵本です。

    子どもが小さいときに、何度も繰り返し読んだ絵本。

    ウクライナ民話の「てぶくろ」

      

       

てぶくろ ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ) [ エウゲーニー・M・ラチョフ ]

 

    おじいさんが、森で落とした手袋の中に

    ねずみ

    かえる

    うさぎ

    きつね

    おおかみ

    いのしし

    くま

    ・・と

    次々動物たちが、入っていきます。

    

    最初はいいのですが、

    手袋の中は、そのうち満員、

    ぎゅうぎゅうづめになってしまいます。

    さぁ、どうなるのかな?

 

    絵がとても素敵です。

    

    それぞれの動物たちが身につけている、洋服や帽子、小物など

    見ていると、とても楽しい気持ちになります。

    会話とともに、それぞれの動物たちの性格や特徴まで

    伝わってくるようです。

 

    手袋もどんどん変わっていきます。

    初めはただの手袋だったのに、はしごがかかり、土台ができて、

    入り口、窓、呼び鈴・・・と、何やら家のように変化していく様子も

    見ていて飽きません。    

 

    こんな素敵な絵を楽しめる絵本だけれど、

    ぜひとも、語りでもやってみたいと思って

    5年ぐらい前から、冬になると

    おはなし会で語るおはなしの一つです。

    きれいな言葉を身体の中にいれて、声に出すと

    とても気持ちが良く、こころが洗われるようです。

    機会があったら、ぜひ見て欲しい絵本です。

 

 

    冬つながりで、こんな絵本もすてきです。

      

                

          きらきら [ 谷川俊太郎 ]

    

     たくさんの雪の結晶の写真が出てきます。

     みんな違う、同じ形はありません。

     それでも、みんな六角形。

     不思議な、美しい世界が広がります。

     谷川俊太郎さんの言葉もきらきら光っているようです。

   

     初めは絵本のよみきかせ、それからおはなしへ・・・

     おはなしを語ることは、私のライフワークのひとつ。

     ずっと続けているボランティアです。

     ボランティアと言っても

     自分のためでもあるから続けられているんだなぁと思います。

     わたしにとっても大事な時間なのです。

 

          またね。ころりんでした。