ドラマ『デフ・ヴォイス』を見ました。
だいぶ前に、友人に勧められて、原作本、続編も読んでいました。
この小説で《コーダ》という言葉を初めて知りました。
主人公は、コーダです。
聞こえない親のもとで育つ、聞こえる子どもたち。英語の頭文字をとって「コーダ(CODA : Children Of Deaf Adults)」と呼ばれています。子どもは“ろう者の文化”と“聞こえる人の文化”を行き来しながら成長します。
この本を読んで、忘れていた記憶がよみがえりました。
両親とも耳が聞こえない、口がきけない
そんな同級生がいたことを。確かその子の家は床屋さんでした。
それ程親しくなかったので、それぐらいのことしかしらなくて、
それでもその同級生の女の子も弟も普通に喋っていたので、
特に気にも留めていなかったのですが・・・。
他にも知らないことが多くて、どんどんこの小説に引き込まれました。
「聴覚障がい者」には、大きく「難聴者」「中途失聴者」「ろう者(聾者)」があります。日本では「聴覚障がい者」という単語にまとめられがちですが、難聴者、中途失聴者、ろう者は大きく異なります。
手話にも、日本語の単語に手話をあてはめる「日本語対応手話」とは別に
ろう者の第一言語である「日本手話」がありことも初めて知りました。
シリーズで、他にも出版されていました。
まだ読んでいないので、早速読みたいと思います。
ドラマの後編は、23日(土)です。
楽しみです。
(同日、前編の再放送もあるようです)
またね。ころりんでした。